秋月の謎ケースのパーツで電力値取得
もくじ
序
2023年の3月中旬、オタク大好き秋月電子にとある新商品ジャンクの入荷告知がされました
https://twitter.com/aki_soku/status/1636532913947959297
しばらくは知る人ぞ知る的扱いで、恥ずかしながら私は特に興味を示してなかったのですが、
オタクたちがゾロゾロとWi-SUN基板乗ってると話をするようになってきました。
以前よりWi-SUN通信を利用してのBルートを取得して、おうちの消費電力を可視化したいと思っていたのと、謎ケース単体で1000円という安さに魅了され、買ってみることにしました。
(実際は基板をUSB端子にシリアル変換する基板も一緒に購入したので+3000円ほど)
破
そして到着
もちろんこのままだとただの基板なので、適切なプログラムを書く必要が有るのですが、
𝙄𝙉𝙏𝙀𝙍𝙉𝙀𝙏 𝙆𝙄𝘿を行った結果、以下のブログを見つけました。
Wi-SUNで使用電力を可視化 - いんくらyochさんの日記
Python3でデータを取得してInfluxDBに格納する、正に私の家の利用スタイルとドンピシャのコードです。
という訳でありがたく拝借し、Macに繋げて実行すると・・・
SKVER
EVER 1.2.8
OK
SKSETPWD C XXXX
OK
SKSETRBID XXXX
OK
SKSCAN 2 FFFFFFFF 4
ここで止まってしまいます
なんでやー!!
急
という事で他所のプログラムを参考にしたり、Winのスタンドアロンなアプリを試したりしました。
Smamon - スマートメーターBルート通信Windowsソフトウェア
(ちなみにこちらだと無限にタイムアウトしてました)
そもそもエラー自体吐いてくれないので途方に暮れて数日寝かしていた所、Twitterで以下の投稿が
https://twitter.com/yuna_digick/status/1640607967270797312
ネットでよく転がっているのはrl7023 stick-d/ipsの情報で、今回の秋月謎ケースはMB-RL7023-11/DSSなので、その辺りの方言なのでしょう(多分)
この修正を施すことにより無事弊宅のスマートメーターと疎通ができました。
そして色々こちょこちょこ実験をして、良い感じに消費電力量が変化するのも確認できました
よかったですね
リファレンスマニュアルはちゃんと読もう
おまけ
から好しの大判唐揚げや唐揚げがめちゃくちゃ美味い
皮がパリッパリで、普通の唐揚げは文字通り肉汁が滴る旨さで最高っす